ChatGPTと連携する新たなプラグイン「Scholarly Graph Link」をご紹介します。このプラグインを使用することで、学術データの探索が簡単になります。
“Scholarly Graph Link”でできること
学術データの探索
「Scholarly Graph Link」は、DataCite APIを利用して学術データを探索することができます。これにより、特定の研究者の論文リストや、特定のデータセットの引用情報などを取得することが可能です。
GraphQLクエリの実行
このプラグインはGraphQLクエリをサポートしています。これにより、ユーザーは自分のニーズに合わせた柔軟なデータ取得が可能になります。
“Scholarly Graph Link”の使用方法
「Scholarly Graph Link」プラグインの使用方法は非常にシンプルです。まず、プラグインをChatGPTにインストールします。次に、GraphQLクエリを作成し、プラグインに送信します。すると、プラグインはDataCite APIにクエリを送信し、結果をChatGPTに返します。
“Scholarly Graph Link”の使用例
例えば、特定の研究者の論文リストを取得したい場合、以下のようなGraphQLクエリを作成します。
{
person(id:"https://orcid.org/0000-0002-1825-0097") {
works(first:50) {
nodes {
id
titles(first: 1){
title
}
publicationYear
}
}
}
}
このクエリを「Scholarly Graph Link」プラグインに送信すると、指定した研究者の最初の50件の論文のID、タイトル、出版年を取得できます。
“Scholarly Graph Link”はこんな人におすすめ
「Scholarly Graph Link」は、以下のような方々に特におすすめです。
学術研究者
自分の研究テーマに関連する最新の論文やデータセットを探すのに役立ちます。
データサイエンティスト
大量の学術データを効率的に探索し、自分の分析に活用することができます。
学生
レポートや論文の作成時に、必要な情報を素早く見つけることができます。
まとめ
「Scholarly Graph Link」は、学術データの探索を助ける強力なプラグインです。GraphQLクエリを利用して、自分のニーズに合わせたデータを取得することができます。学術研究者、データサイエンティスト、学生など、学術データを頻繁に扱う方々にとって、このプラグインは大変有用です。
“Scholarly Graph Link”の実際の使用例
以下に、実際に「Scholarly Graph Link」を使用した例を示します。
{
datasets {
nodes {
id
sizes
citations {
nodes {
id
titles {
title
}
}
}
}
}
}
このクエリを使用すると、全てのデータセットとその引用情報を取得することができます。これにより、どのデータセットがどのように引用されているのかを一覧で確認することができます。
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